テレビや電話、電子レンジといった家電は今では一般家庭でも10台以上は設置をされていることでしょう。どれも毎日の生活で欠かすことｈが出来ない設備となっているため、常時電源コンセントにケーブルを差し込んだままというところも珍しくはありません。そのまま5本以上ものケーブルを差していると、自然と床一面にケーブルが散乱するため見栄えが悪くなります。また誤って足を引っ掛けて転倒することもあるので、避けておきたい事象といえるでしょう。

多くの電源ケーブルを綺麗に片付けるには、配線ダクトというものを活用することです。今では広く認知をされている設備であり、既に導入しているというご家庭も多くなりました。一般的な配線ダクトの場合はケーブルだけを収納するものとなっており、タップを活用して電力を供給しないといけません。しかし、中には電力供給も同時に可能としている製品も存在します。

電力供給を可能のしている配線ダクトのことを、「EVタイプ」という名称で呼びます。2010年に国内の大手家電メーカーが開発をおこない、一般に普及するようになりました。電力供給を可能にしていることでタップを使用する事もなくより美しくケーブルを収納して、室内環境と美観を良く出来る配線ダクトです。このダクトを導入する場合、必ず隠ぺい工法を駆使して設置をしないといけません。

主電力と接続するため、電気工事専門会社に依頼をして工事を実施することになります。