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スタンドアップ式の配線ダクトの概要

配線ダクトは今では、さまざまな現場で目に出来る設備となりました。名前はわからなくても、壁に取り付けられているもので、電源コードを入れる設備と言えば、どなたでもわかるでしょう。一般的には細い棒状のものが主流ですが、昨今では色んなメーカーから各現場に見合った商品が投入されています。その多種多様な配線ダクトのひとつのなかに、「スタンドアップ式」という配線ダクトがあります。

ここではこのダクトが活用されている現場と特徴を見ていきましょう。スタンドアップ式は、天井部分にだけ取り付けられるものです。使用されている現場は博物館・美術館といった場所で、展示物や背景の景観を損なわないようにできるのがポイントとなっています。名前が示している通り、上下に駆動ができるのがスタンドアップ式の最大の特徴です。たとえば照明器具の電源コードを収納したいのであれば、一度下にアームを下げてから再び天井へと戻すことになります。

この配線ダクトは外付けではあるものの、主電源と繋がっている電源が内蔵されています。通常はタップを使用して電気を手に入れないといけませんが、このコードも景観を損なう要因となるので取り除かれているわけです。一般家庭では使用はされませんが、おもにギャラリーなど空間を最大限に活かしている場所で取り付けをなされています。配線ダクトのメリットとなる電源コードを見えないようにできるもので、非常に活用のし甲斐があるものです。

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