一般家庭ではリビングやキッチンに、電話・電子レンジ・テレビやDVDレコーダーなど数多くの家電製品が設置される時代となりました。これらはどれも常時電源コンセントに接続して使用することが前提となっているため、24時間365日コードを差しっぱなしにしている方が大半でしょう。1本や2本程度なら問題はありませんが、その本数が10本以上となると室内の景観を損なうだけでなく、足を引っ掛けて転倒する恐れもあるので注意が必要です。増えてしまった電源コードを綺麗に片付けるには、配線ダクトを使用するのが望ましいです。

一般的に配線ダクトは電気設備となるため電気工事専門会社に依頼をして設置をしてもらいます。おもに隠ぺい工法という方法を用いて、壁や床の内部に埋め込みますが、ある製品をご自身で購入すればセルフ対応で配線ダクトを取り付けることが可能です。その簡易的な製品というものは「モール」と呼ばれる部材です。ホームセンターやネット通販サイトで1本100円前後で販売されており、自由にカットをして使うことが可能です。

モールとは通信機器のlanケーブルを内部に収納して断線を防ぐのに使う部材です。電源コードなら1本で3本程度は収められるので、十分配線ダクトとして使用することができます。簡易的な製品なので壁や床の目立たないところに取り付けますが、室内の四方に取り付ければ電源コードを目立たないようにして景観を良く保つことができます。