IT・通信関連, ライン, 配線ダクト

有効ラインの配線ダクトの概要

今では一般家庭でも配線ダクトが活用されるようになり、今まで以上に便利に家電製品を利用できるようになりました。一言にダクトといってもいろんな形式のものがありますが、ここでは有効ラインタイプの配線ダクトについてご紹介をしていきましょう。有効ラインタイプというのは、天井に専用レーンを設けている配線ダクトです。通常であれば壁や床に固定をして使用するため、自由に家電を動かせません。

ところが工場などの現場だと電気工具を360度の角度で動かす必要があるわけです。そこで活用されているのが有効ラインタイプであり、日本で1980年に開発されました。現在では国内の食品工場や自動車組み立て現場で利用されていて、さらには医療施設でも目にすることができます。自由に動く角度を調整できるのがメリットなので、各現場にあった使い方ができるわけです。

通常は天井の中に埋め込む隠ぺい工法になりますが、外付けをすることもできます。外付けの場合だとレールのスペースを大きくすることができるので、より自由度が増すことがわかるでしょう。ただし、天井にレールを設置していることが見えるので、室内景観を考慮できないという一面もあります。一般家庭で導入はされていませんが、美容室などの商業施設でも注目を集めています。

施工費用は100平方メートルで約40万円となるので、新築時にセットで配線ダクトを用意するのがコストを比較的大幅に下げられるコツです。

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