一般家庭でも今では、オーブントースターやマッサージチェアなどたくさんの電気器具があります。これらを使用するには必ず電気が必要で、ケーブルをずっとコンセントに差し込んだままだという方も大勢いることでしょう。その数が一本程度であれば問題にはなりませんが、十本以上だと非常に見栄えが悪くなります。また高齢者が足を引っ掛ける恐れもあるので、すみやかに片付けるのが望ましいです。
増えすぎてしまった電源ケーブルを片付けるには、配線ダクトを活用しましょう。一般家庭の電気器具であれば、電圧がどれも低いので塩化ビニール製のモールというものを配線ダクトに使うことが可能です。通常は電気工事専門会社に依頼をして設置工事をしますが、電気器具の電圧が低い場合はセルフ対応をすることもできます。ここでは簡単にセルフ対応の配線ダクトの取り付け方をご紹介しましょう。
用意をするのはホームセンターで販売されているモールで、1メートルあたり98円で買うことができます。このなかに電源ケーブルを収納して、壁や床に取りつけるわけです。なお社宅などの住居では、取り付けるときは必ずマスキングテープにしなくてはいけません。その理由は現状維持を大切にされているからであり、ネジで穴をあけると弁償しないといけないからです。
マスキングテープでも十分に配線ダクトを固定できるので、心配はいりません。室内の景観もきれいになるので、活用する価値はあります。