結束バンドは低価格で入手できる定番品として扱われていますが、アイデア次第で用途の範囲は広がるので、適材適所で素材の強度などを理解することは必要です。本来の用途として家電製品がいくつもコンセントへと繋いでいるような場所では、結束バンドで束ねる使い方は最も基本です。使う際には経路をしっかりと計算した上で巻き付けることは必要とされ、通常は邪魔にならない位置に這わせるという使い方で室内を綺麗に見せることが可能になります。家具の裏側やテレビの裏側などを利用することも多く、できるだけ目立たない位置に這わせることは既に多くの方が実践している方法です。

結束バンドを家電製品の電気コードに用いる際には、注意点というものがあり、家電製品によりコードの長さは異なります。巻き付ける際にはある程度のゆとりを持たせておかないと、家電製品本体側のコードの根元を破損させてしまうリスクが出てしまいます。この解決策はゆとりを持たせた部分が動かないように固定金具を用いる方法があり、この金具の利用により、強い力が加わってしまうことを避けられます。家電製品の電気コードそのものではなく、延長コードなどを多用している室内環境では、延長コードを束ねて固定をする使い方でも十分な場合があります。

床を這わせることを嫌がるようであれば、壁面を利用して固定金具を使えば、コードの束を浮かせることができるので、掃除機などで掃除する際にも快適性を得ることができます。